同期の彼女のセレクト本
私には唯一の同期がいる。
入社して10年、ずっと側にいてくれて、彼女がいなかったらなんてつまらない社会人生活だったんだろうかと思うくらい、私の社会人生活になくてはならない人だ。
お互い仕事が大変だった時は、泣きながら話を聞いてもらったり、錦でたくさん飲み歩いたり、夏フェスでテント張ったり、後輩や先輩とキャンプやボードに行ったり、仕事でもプライベートでもとにかくこの10年ずっと一緒だったなーと思う。
本当に感謝してるし、大切に思ってる。
そんな彼女も嬉しいことに私と同じタイミングで妊娠!
予定日は4日違いというキモさ。笑
報告したタイミングで思わず爆笑してしまった。最初は流れてしまうかどうか不安だった妊娠も、お互い9か月まで来れて、あとちょっとだね。
私が入院することになり、大きなお腹で2回くらいお見舞いに来てくれた彼女。
その時にプレゼントしてくれた本のレビューをしたいと思います!
私は彼女の本、映画、音楽とかに対するセンスが好きで、彼女が勧めてくれるものはとてもピッタリきます。私の知り合いの中で、感性的なものでは一番信用している。笑
というか私に似ているのかもしれません。
①さくらももこ 「そういうふうにできている」
さくらももこの「妊娠・出産」にまつわるエッセイ。さくらももこならではのユーモア溢れる表現で自身の妊娠・出産の日々を綴っている。なかなかエッセイを読んで笑うことってなかったが、ケラケラ笑いながら読んでしまった。共感出来てとても楽しく読めた為2日くらいで読めてしまった。中でも印象的だったのが妊娠あるあるなのだが、便秘の話・・・。
ケラケラ笑って読んでいた翌日、私も同じような症状になり、さくらももこの呪いを感じた。。。笑
②阿川佐和子「残るは食欲」
こちらは食べ物のエッセイ。入院生活が始まった時に「孤独のグルメ」をアマゾンプライムで観ようと思い1話で断念した私。だって、ごはん美味しそうなのずるいんだもん( ゚Д゚)現実世界で2か月監禁されて、美味しくない病院食を食べ続けなくてはならない私に「孤独のグルメ」は刺激的過ぎた。。。
だけど、このエッセイは良かった。映像がない分想像力だけで読めるので楽しい気持ちで読むことができた。食べることが好きな私は、「退院したらニース風サラダ作りたい」とか、いろいろ食に関するやりたいことも出てきた。料理するのって楽しかったよなーってのも思い出した。
そんなこんなで、今回のチョイス2作も素晴らしい。両方とても楽しく読むことができた。エッセイというライトなチョイスも素敵。やはり同期の彼女のセンスはピカイチなのである。
私も知的に良い本がプレゼントできる素敵な女性になりたいと思いました。