ふたりは同時に親になる〰産後の「ずれ」の処方箋〰

■ふたりは同時に親になる

著者:狩野さやか

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2日でさくっと読めてしまった。

第1章:産後のママのリアル

第2章:パパのリアル

第3章:ふたりは同時に親になる

 

という3部に分かれて書かれていた。正直第1章はパパが読むとまぁまぁうんざりするくらい「はいはい、ママは大変なんでしょ」ということがかなりのボリュームで書かれていた。これから出産を控えている私としても「私これからこんな感じになっちゃうのかー」と第1章は読むと結構落ち込む内容だった。

 

第2章は大変短く、一番為になるのは第3章。

 

この本を読んで一番勉強になったのは、ママが産後、激変せざるを得なくてすぐに「親」になるのに対し、パパはいつまでもふんわりとした意識でいることがずれていく最初の段階なのだということ。大切なのは「同時」に親になること。パパがいかにママの気持ちに寄り添えるかということが大切なのだと思った。

 

専業主婦にしろ、育休中にしろ、そんなことは関係ない。仕事をしているパパにママと同じ分だけ家事・育児をしろということではなく、その大変さを理解し、他人事ではなく、自分も「親」としての責任があることをちゃんと理解することが大切なのだと思った。

 

そして私がこれからママになるにあたり、気をつけなくてはならないことは

 

①完璧を求めない。まぁいっかの精神を大切にする

②自分ルールを押し付けない。パパに任せる時は信用して、パパのやり方を許容する。

③助けてほしい時は「助けて」と言っていい。世の中のママ達は頑張りすぎてしまっていて「助けて」と言ったらママ失格な気がしてしまっている人が多い。心身ともに疲れている時はパパに八つ当たりするのではなく、素直に助けてと伝えるようにする。

 

こんなことなのかなーと思った。

 

 

てっちゃんと一緒にこれからは「チーム」となって、小晴を育てていきたい。

私ばかりが変わり、我慢するのではなく、たまにはてっちゃんにも変わってもらったり我慢してもらったりして、一緒に辛さ、楽しさを分け合っていくのが大事なのだと思った。

 

「子育て」はとても大変そうだと本を読んで思ったが、その中にきっと夫婦で一緒に創り上げていく楽しさもあると思いました。